〜女子大生南アフリカに行く〜 歴史編
こんばんは!南アフリカって暑いの?ってよく聞かれますが、今月の平均気温は12.6度です!早朝と夜はクソ寒いでーーす!あやぞです!
私もアフリカ大陸の国はみんな暑いんだと思ってたとか言えない…
まあでも考えてみれば、赤道から離れれば離れるほど寒いわけで、当然っちゃ当然かな。南極も寒いし。
というわけで、今回は、そんな南アフリカの基本情報をおさらいする回にしたいと思います!!
正式名称:南アフリカ共和国
首都:プレトリア
人口:5298万人
面積:122万㎢
公用語:英語、他に11言語
通貨:ランド
時差:7時間
(阪急交通社参照)
日本と比べると、人口は2分の1強で、面積は日本の3倍って感じです!!!
ちなみに、物価は安いの?っていう疑問にお答えすると、
だいたい10円~11円=1ランドって考えると、
スーパーでの買い物では日本よりは安いかなって感じです!
でもオシャレなお店とか行くと、表参道ランチくらいの値段になるし、場所やモノによる部分が大きいかな。
だから、基本的に日本と変わらないと思ってもらって差し支えない!です!
日本人女性モテるの?って疑問にお答えすると、今のところ日本人女性だからモテてるとは思わないなぁ、むしろわりと差別されるかも。
まあ気にしすぎなのかもしれないけど、アジア人って本当にレアだから、相手にとっても慣れない部分が大きいだろうけど、自分だけ挨拶返してもらえなかったり、明らかに態度違う時とかはある!白人の友人と比べて、ね。
私個人の魅力のなさもあるんだろうけど、、、ははは。
でも個人的に普通に生きてたら絶対出来ない体験だったから、無駄な自尊心ボロボロに出来ていい機会だなーと思ってます!
差別が残っているかって聞かれたら、ほぼノーだと思う。
ケープタウンはかなり物乞いする人が多いんだけど、別に黒人でも白人でもカラードでも物乞いはいるし、豊かな人もいる。そこに人種は関係ないと思う。もちろん割合は違うだろうけど。
でも、友人に誘われてバーに行ったとき、音楽に合わせて踊ってたときは、そこにいる誰も相手の国籍や人種なんて気にしないで一体になってる気がして本当に気持ちよかったな。
それと、南アフリカは、車の中から街を見ただけでもわかるくらい、貧しい人は貧しい。
これ結構ビックリしたんだけど、中央分離帯に立って物乞いしてる人が多い。車に轢かれないか本当に心配になってしまう。
街の中心街にいたら、少年にお願いします、何か食べ物をくださいって言われたりすることもある。
そうやって生きている人もいれば、高級レストランで食事をしている人もいる。
貧富の差は本当に激しいって実感する毎日です。
まあでもお金がある人が使わないと経済は回らないわけで、お金持ちに対して文句言っても何も始まらないなあと思ったりもします。
で、話は少し変わりますが、
ここで少し歴史をおさらいしたいと思います。
1488年、バルトロメウ・ディアスにより喜望峰発見。
1497年にヴァスコ・ダ・ガマによってインド洋航路発見。
1652年にオランダ人が入植。
1806年にイギリスが占領。
その後ボーア戦争を経て、
1910年に南アフリカ連邦が成立。
1948年に国民党内閣がアパルトヘイト政策を開始。
1961年、イギリス連邦から離脱、共和国に。
1962年~1990年、ネルソン・マンデラ投獄。
1991年、アパルトヘイト関連法の禁止。
ザッとこんな感じ。
さっきちらっと出てきた「カラード」。
これは、奴隷として連れてこられたマレー人や貿易をしていたインド人などの子孫のことを主に指す言葉。その言葉の通り、黒ではないけど肌に色がついている人のことを指す。
アパルトヘイトの被害者は黒人だけじゃない。むしろカラードの人たちの方がギャングになっていたりもする。
そしてそのカラードの中でも世界一有名なのが、おそらく、トレバー・ノア。
彼は黒人の母と、白人の父の間に生まれ、複雑な人生を送ってきた人物で、
今はなんとアメリカでコメディアンをしている。
ちなみに、彼の本は去年のニューヨークタイムズのベストブックス賞を獲得してます。
すごく勉強になるし、普通にめちゃくちゃ面白いから、ぜひ読んでみてほしい!
https://www.amazon.co.jp/トレバー・ノア-生まれたことが犯罪%EF%BC%81%EF%BC%9F-ebook/dp/B07CMZRPXD
私はう◯この話でこんなに笑ったの人生で初めてだったから!!!
あと、黒人の差別の話でいえば、アパルトヘイト政策は、さまざまな法律で黒人と白人に差をつけていたことがその特徴で、
ホームランド(バントゥースタン)を設置して、黒人をそれぞれの部族に分けることで部族間対立を生み出したり、また外国人労働者として安く使ったり、
バントゥー教育法で、黒人の教育を制限したりした。
そして、貧しい黒人が出稼ぎのために街に来て暮らすための黒人専用居住区、それが「タウンシップ」だった。
掘っ建て小屋で、ろくにインフラもない状態の場所に、黒人は詰め込まれた。
でも今ではツアーを行っていたり、一般人でも見に行ける場所になっています。
今回は現地のタウンシップで活動しているNPO法人さんのタウンシップツアーに参加してきました。
本当に美しい場所で、生の強さや豊かさを感じる場所でした。
決してかわいそうなんかじゃない。勝手に同情してたのが恥ずかしくなるぐらい心が豊かで美しい。そう思わせてくれる場所だなぁと思いました。
ただ、NPOなのでもちろん募金は必要です。
あと、NPOの代表の女性が本当に暖かで、ビッグママ、母なる大地って感じの人で、本当に素敵な人ので、よかったらぜひケープタウンにボランティアしにきてください。
それでは、次回は、南アフリカの観光地についてブログ書きたいと思います!!
次回もお楽しみに😂