諦めない大人。
とっっってもお久しぶりです!あやぞです!
もはやみんな忘れてたかな?!私も忘れてました!!!
ひさびさに書きたいことが出来たので、ブログ書きます。
今回私が刺激を受けたのは、トビタテの事前研修2日目でお話を聞くことができた、京セラの北村英樹さんです。
ものすごくダンディな方で、、、ってまあそこはおいといて。
北村さん自身は、学生時代に世界一周をして、最後に目的地であるインドまで行ってマザーテレサに会おうとしたり、死を待つ人の家で2週間ボランティアしたりというとてつもない行動力の持ち主なんですよね。
確かに戦勝国のリーダーとか政治家ってとてもかっこいいんですけど、自分が憧れるのは、逆境にわざと自分で飛び込んでいって、その状況を変えられる人。
北村さんはまさしくそんな人で、学生時代に自らインドに赴き、インドで働きたいという想いを持ったまま京セラに入社し、本当に京セラインド支社の社長になるという、有言実行甚だしい人物なんです。
さらに北村さんはインドだけではなく、アフリカにも手を広げていました。そこで知ったのは、アフリカの地に根を張りビジネスを展開する多くの素晴らしい日本の方々でした。
それを語る北村さんの顔のなんとキラキラしたことだろうと。熱くみなぎる思いが体中から溢れ出ていて、話を聞いている最中、涙が止まりませんでした。
私は本気で、こんな熱い想いで生きている社会人の方に初めて出会いました。本気で自分が世界を変えるんだって信じて働いているんです。
多くの社会人の方々と関わる機会はありましたが、ここまで世界を変えることに情熱を注いで、人生を捧げている人を見て、ああ、自分の思いは、気持ちは間違っていなかったんだと思いました。
それに、北村さんは、乞食のことを「こじきさん」って呼ぶんです。
「俺はね、彼らのことは同じ人間だと思ってますから。そりゃあね。一緒に悪いことだってしてみたりしましたよ。(笑) 」
って朗らかに仰られたとき、ああ、これが答えなんだと思いました。
外国に行ったことがある人はわかると思いますが、道端で物乞いする人がいたとき、どうしたらいいかわからないですよね。多くの人は無視するかもしれません。
でも北村さんはさらに続けました。
「だって、僕は"たまたま"日本人に生まれただけですからね。彼も"たまたま"インドの貧しい家庭に生まれただけです。そんなのもしかしたら自分だったかもしれないんですよ。そんなのたまたまなんですよ。」
正直、すごく衝撃を受けました。
私たちは、実は勝手に自分たちを「日本人」にカテゴライズして、どこかで他のカテゴリーとは違うと思い込んでるだけなのかもしれません。
それは言い方を変えれば、やはり偏見なんだろうなと思います。
北村さんは、人生を通して、偏見をなくした人でした。
そんな大人、なりたいに決まってますよね。
それと、もう一人。皆さんご存知の孫正義さんです。
孫正義さんは、ずっとこんな思いで仕事を頑張っていたそうです。
「名字であえてカミングアウトすることで、在日韓国朝鮮人として俺は働くんだと。そして、いつか実力で認められて、いつか悩んでいる在日韓国朝鮮人のみんなが、悩むことのないように、胸を張って挑戦することが出来るように、俺は立派な会社作るんだって。」
その時ハッとなんで自分が今頑張っているか思い出しました。
私はまだカミングアウトは出来ないけど、いつか自分が立派な大人になったときに、カミングアウトすることで、同じ境遇に立つ子供たちに、自分が頑張れば今の辛い状況から抜け出せるんだ、未来は自分の手で変えられるんだって思ってほしくて、頑張っているんだってこと。
そして自分が辛いときに支えてくれた、たくさんの日本人に、あなたが支えてくれたからと恩返しできるような人間になるために、頑張って生きてるんだろうな、と。
すごく自己満だと思うけど、ここに綴らせておいてください。
人から言われた、「あなたの未来が楽しみ」とか、「あなたみたいな人に日本を背負ってほしい」とか、リップサービスでも本当に嬉しくて、毎回感動してます。
正直そんな立派な人間でもないけど、でも、そう思ってくれた気持ちは無駄にしたくないなって思うから、今日もまたみんなに支えられて頑張ろうと思います。
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私もかっこいい、世界を変えられる大人になりたいな。
いつまでも青臭く夢を語らせてください。いや、語ります。下ネタでも添えて。
それでは、おやすみなさい。